事件・犯罪

突然の拉致。どこかもわからない施錠だらけのマンションの一室。餓死寸前からの生還と、圧倒的不利な状況から全面勝訴を勝ち取った裁判の軌跡を今、初めて明らかにする自伝。

1970年代、連続企業爆破事件を起こした若者たちは、何を目指し、何に敗れたのか?桐島聡・半世紀ぶりの出現が起こした波紋、その先にあるもの―。1970年代前半、急速に大衆的支持を失い先鋭化していった新左 ... （続きを読む）

中川智正は、本来なら伝記など残されるような人間ではなかったろうし、また、なるべきでもなかった。彼にこうした伝記が必要となったのは、彼がオウム真理教団に加わり重大事件に関与したためであることは論を待たな ... （続きを読む）

戦後を代表する冤罪事件「狭山事件」。被差別部落に生まれた、ただそれだけの理由で石川一雄は殺人犯として逮捕された。貧困ゆえの無学に苦しんだ生い立ち、三二年に及ぶ獄中生活と部落問題への眼ざめ、仮出獄後も続 ... （続きを読む）