社会史

私たちはどこから来て、どこをどうたどって、この社会にたどりついたのか。「六子」とその家族のありえたかもしれない人生を追いながら、日本社会の変遷を振りかえる。

国家衛生の実現に邁進した生涯。細菌学や衛生学の分野で偉大な功績を残し、「近代日本医学の父」として知られる北里柴三郎。慢性伝染病であるハンセン病と結核、急性伝染病であるペストとインフルエンザ、そしてコレ ... （続きを読む）

当局の厳しい取り締まりにあった書物も、玄界灘を行き来しながら露店や貸本屋、回し読みなど非公式ルートでしたたかに生き延びていた事実に着目する。

19世紀の工業化と20世紀の家庭電化は、お母さんたちの仕事を本当に楽にしたのだろうか?そのアイロニカルな歴史。