表象文化論

仮面を考えることは顔の表れを考えることであり、人間とは何かを考えることである。コロナ禍のなかで溢れかえったマスク体験、日本の伝統芸能における能面(オモテ)の意味論、哲学における仮面と素顔・ペルソナの問 ... （続きを読む）

“かけがえのなさ”をめぐる詩論。失われたジャンル、失われた歌を書き直しては変容させ、現代によみがえらせる詩人にして、デリダに師事した哲学者でもあるフィリップ・ベック。その作品世界と音楽的なポエジーの観 ... （続きを読む）

絵は事物を描き出し、私たちはその平らな表面にそこにはない事物の姿を見る。絵とは似姿であるとする類似説のほか、ゴンブリッチ、グッドマン、ウォルハイム、ウォルトンらによる、現代の分析哲学における描写や画像 ... （続きを読む）

ドゥルーズ最良の継承者が忘れられた美学者スーリオを呼び戻しながら、新たな生と実存の様式を創建する反時代的美学/消滅的哲学。